聖闘士星矢 黄金伝説

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1987年 8月10日
開発(トーセ、ヘクト)
販売(バンダイ)
見どころ 小宇宙を溜める

自己ベスト 富士の風穴

完成度☆☆
知名度★★★★★


今回の調査物は1987年に世にでたバンダイの聖闘士星矢 黄金伝説だ。
人気漫画「聖闘士星矢」をゲーム化した作品。アクションRPG。
最初に生年月日を入力し、その星座によって星矢の初期能力値が変化する。
基本は横スクロールアクションで星矢を操作して闘うのだが、特定の敵とはコマンド式の戦闘になる。
ボタンはパンチとジャンプに使用する。ジャンプ中にジャンプボタンをもう一度押すとキックになる。
敵を倒して溜めた経験値で星矢の能力をアップさせる事が出来る。
ゲーム自体は非常に作りが荒い。アクション部分に新鮮さと奥の深さはまるで無く、
コマンド式戦闘も各コスモパワーを消費して戦うのだが、どれが何に影響しているのかわかりづらく、
無計画にコスモを使っているとすぐにコスモが無くなり詰まってしまう。
紫龍に勝つには先制攻撃(かなりの高確率)をされない事を祈る運頼みとまったくもって理不尽。
戦闘中に仲間とチェンジする事が出来るが、原作通りの組み合わせで闘わせても
キャラクター同士の相性等はまったく無く、体力やコスモは全員共通なので交代しても意味がない。
クロスを着ながら行動するとコスモが減るのでいちいち脱がなくてはいけないのはめんどうなうえ、
うっかりクロスを装備し忘れた状態で戦闘に入ると目も当てられない。
原作を再現しているといえばムーの館までの道中で後ろに進むとゲームオーバーになるところか。
大事なところにこだわらずプレイヤーに不利なところはしっかり作るバンダイのそこにシビれる
あこがれ・・・ません。バグもあり、至るところで作りの甘さを露呈しているが
登場キャラクターは多く、キャラクターのドット絵はしっかり描けている。
コスモ不足のプレイヤーが相次ぎ、後に発表されたコスモを無限に使えるパスワードが流行した。
ちなみに私はボンバーキングで、兄はこれをおばあちゃんに買ってもらっていた。素晴らしいセレクトだ。
by fairladyz_soarer | 2006-04-01 01:33 | ファミリーコンピュータ
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