カテゴリ:MSX( 8 )

ガリウスの迷宮 魔城伝説II

c0022442_16241878.gif1987年 4月18日
開発(コナミ)
販売(コナミ)
見どころ 気持ちの良い音楽
      キャラクターの使い分け

自己ベスト クリア

完成度☆☆☆☆
知名度★★★


今回の調査物は1987年に世にでたコナミのガリウスの迷宮だ。
「魔城伝説」の続編。なんと今度はアクションで登場。ジャンル変えがコナミの流行りだろうか。
プレイヤーは騎士のポポロンと姫のアフロディテを使い分け、二人の間に生まれる予定だった子供を
天界から奪って迷宮に監禁した大魔司教ガリウスを倒すのが目的。
スペースキーで攻撃、Mキーでサブウェポンの使用、F1キーでキャラクターチェンジとアイテム確認、
F2キーでポーズが出来る。今度はポーズすると便器に座るのが可愛い。
今回は前作で助けたアフロディテ姫も甲冑を着て戦う。そんなに勇ましかったのか。
ポポロンとアフロディテには性能差があり、アフロディテは力が無い分、泳ぐのが得意。
一応経験値はあるが、満ちると体力が全回復するだけで能力が上がるわけではない。
ゲーム内容はグリーク城内を探索し、10ある扉の迷宮を順番にクリアしていく事になる。
城内にはたくさんのアイテムが隠されており、それを見つけて徐々にパワーアップしていくのが楽しい。
プレイヤーは攻撃や体当たりを喰らうと大きく後ろに弾かれるので、「悪魔城ドラキュラ」の如く
水面や溶岩にボコボコ落とされる。マップの構造も露骨にそれを狙っている為に結構陰険である。
「同じ場所を5回ループすれば道が開ける」「とんでもない場所の隠し通路に必須アイテム」等、
パソコンゲーム特有のちょっとそれはないんじゃないのというような無駄に理不尽な点も目立つ。
そしてシビアな操作を要求される場所が各所に有り、難易度は非常に高い。
音楽は「悪魔城ドラキュラ」「キングコング2 怒りのメガトンパンチ」「火の鳥 鳳凰編 我王の冒険」の
山下絹代が作曲している。音楽はとにかくかっこいい。まさにBGMではなく、飾りじゃない音楽。
スタート地点でポーズ中にZEUSと入力するとゲームオーバーの際にコンティニューが可能になる。
タイトル画面でLキーを押すとパスワード入力画面になる。
by fairladyz_soarer | 2006-05-08 09:15 | MSX | Comments(0)

火の鳥 鳳凰編

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1987年 4月5日
開発(コナミ)
販売(コナミ)
見どころ 硬派な世界観
      美しいグラフィック

自己ベスト ステージ「武」

完成度☆☆☆
知名度★★★


今回の調査物は1987年に世にでたコナミの火の鳥 鳳凰編だ。
手塚治虫の映画「火の鳥 鳳凰編」のゲーム化第2弾。縦スクロールシューティングゲーム。
MSX2で登場という事で「魔城伝説」よりもスクロールがなめらか。
先に発売されたファミコン版「火の鳥 鳳凰編 我王の冒険」とは完全に別物。
プレイヤーは我王を操作し、試練を乗り越えて自分の心に巣食う悪に打ち勝つのが目的。
スペースキーで攻撃、Nキーはジャンプに使用する。F1キーでポーズ、
F2キーで攻撃変更(鳳凰の羽の数と引き換えに交換出来る)、F3キーで所持アイテム確認、
F4キーでステージマップ表示(巻き物が必要)、F5キーでエリアマップ表示(地図が必要)になる。
進行方向の途中は門によって閉ざされていて、各門に対応した霊木を入手すると
開くようになっている。ステージは縦と横で繋がっていて何度もループする。全6ステージ。
玉手箱を持っていればコンティニュー時にパワーアップを継続してプレイする事が出来る。
シューティングでアクションゲーム並みの探索要素があるのは珍しいが、強制スクロールの中で
あちこち移動して迷い、何度も同じ場所をプレイするのはシューティングとしてあまり気持ち良くはない。
音楽もメインの音楽はかっこいいが、6ステージすべて同じ曲というのは物足りない。
by fairladyz_soarer | 2006-05-07 00:50 | MSX | Comments(0)

キングコング2 甦る伝説

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1986年 12月27日
開発(コナミ)
販売(コナミ)
見どころ 熊

自己ベスト ねむり入手

完成度☆☆☆
知名度★★★



今回の調査物は1986年に世にでたコナミのキングコング2 甦る伝説だ。
映画「キングコング2」のゲーム化第2弾。アクションRPG。MSX2ソフト。
同月に発売されたファミコンの「キングコング2 怒りのメガトンパンチ」とは完全に別物。
プレイヤーは探検家ミッチェルを操作し、ビルから墜落したキングコングを救う為に
ゴルネボ島にいる第2のコングから輸血用血液を入手するのが目的。
スペースキーで攻撃、Shiftキーでアイテム使用、F2キーで装備アイテム変更が出来る。
「ハイドライド」「ゼルダの伝説」を足して割ったようなゲーム性。メインの音楽がかっこいい。
敵は特定の武器に弱かったり後ろからの攻撃に弱い等、個性付けがされていて攻略方法も様々。
ただ細かい操作を要求される割りに操作性があまり良くないのがつらい。死にまくり。
回復アイテムは特定の敵がたまに落とすくらいで宿屋は値段が高すぎる。
経過した日数によって3種類のエンディングに変わる、マルチエンディング方式。
by fairladyz_soarer | 2004-12-28 00:49 | MSX | Comments(0)

軽井沢誘拐案内

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1986年 12月
開発(?)
販売(エニックス)
見どころ 最後がRPG

自己ベスト クリア

完成度☆☆☆
知名度★★★




今回の調査物は1985年に世にでたエニックスの軽井沢誘拐案内だ。
前年にNECのパソコン「PC-8801」で発売されたゲームの移植作品。MSX版はもっとも遅れての登場。
家庭用ゲーム機には唯一移植されていない堀井雄二のアドベンチャーゲーム。
プレイヤーは軽井沢で失踪した恋人の高木久美子の妹を探すのが目的。
場所をたらいまわしにされ、画面には何も無い所を探してアイテムも見付けなければならない。
BGMは一切無い。ゲーム後半に用意されているRPGモードは意外性があるが蛇足感が漂う。
シナリオに無理があり、ふざけ過ぎな展開が多々見られるが、堀井さんらしく台詞回しが面白く、
キャラクターの個性も立っている為についハマってしまう。
当時のエニックスは、自社製品の他機種への移植の仕事を公に募集していたので、これもその一つかもしれない。
by fairladyz_soarer | 2004-12-27 01:11 | MSX | Comments(0)

夢大陸アドベンチャー

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1986年 10月28日
開発(コナミ)
販売(コナミ)
見どころ 可愛らしいキャラクター
      気持ちの良い音楽
      美しいグラフィック

自己ベスト 8面 35560

完成度☆☆☆☆
知名度★★★

今回の調査物は1986年に世にでたコナミの夢大陸アドベンチャーだ。
後に「メタルギア」「スナッチャー」「ポリスノーツ」を生み出す小島秀夫のデビュー作。
「けっきょく南極大冒険」の続編。プレイヤーは不治の病に冒されたペン子を救うべく、
フリーザウルスに支配された夢大陸にあるゴールデンアップルを探す旅に出るという内容。
前作から大きくパワーアップし、今作では多彩な敵が迫ってくる他、ボスまで登場する。
ボスのフリーザウルス戦では出てくる杭をすべて打ち込み、氷上から落とすと倒す事が出来る。
また、獲った魚は小さな地割れから入れるお店でアイテムと引き換える事が出来る。
お店では銃などの攻撃アイテムがあり、魚を賭けてスロットに挑戦できたりなど、妙に凝っている。
ステージ構成や演出・音楽、ハートアイテム等多彩で爽快なアクションゲームに仕上がっている。
パッケージにシューティング+RPGの決定版と大きく書いてある。どこがだ。全24面。
ハッピーエンドを見る条件はポーズをした回数によって決まる。MSXのコナミ作品は
「イーガー皇帝の逆襲」といい「魔城伝説」といい無駄に理不尽な仕様が目立つ。
by fairladyz_soarer | 2004-12-27 00:23 | MSX | Comments(0)

魔城伝説

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1986年 3月
開発(コナミ)
販売(コナミ)
見どころ ポーズで寝る

自己ベスト 3面 66600

完成度☆☆☆
知名度★★★



今回の調査物は1986年に世にでたコナミの魔城伝説だ。
プレイヤーはポポロンを操作し、魔王ヒュドノスにさらわれたアフロディテ姫を救出するのが目的。
縦スクロールシューティングゲーム。時々出現するクリスタルでパワーアップをする事が出来る。
所々にある?マークのパネルはアフロディテ姫が残した道しるべらしいが、これが障害物に変化し、
逆に邪魔だ。いやがらせか。敵は無数の弾をバラ撒き、体当たり狙いで突っ込んで来る。
MSXは縦スクロールに対応してないが、操作性が良く、遅い意外はスクロールはあまり気にならない。
・・・が難易度は極悪。コンティニューも出来ない。F1キーでポーズが出来る。全8面。
音楽は当時音大生でアルバイトとして参加していた「グラディウス」の東野美紀が作曲している。
by fairladyz_soarer | 2004-12-26 00:15 | MSX | Comments(0)

王家の谷

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1985年 3月
開発(コナミ)
販売(コナミ)
見どころ 良質アクションパズル

自己ベスト 6面

完成度☆☆☆☆
知名度★★★



今回の調査物は1985年に世にでたコナミの王家の谷だ。
プレイヤーは探検家リックを操作し、エジプトの王家の谷に眠る秘宝珠を探すのが目的。
アクションパズルゲーム。リックは何も持っていないときはスペースキーでジャンプが出来、
落ちているツルハシを使うと地面に穴を掘る事が出来る(ツルハシは一度使うと無くなってしまう)。
剣を拾ってミイラに投げつけるとミイラを倒す事が出来る(剣は何度でも使える)。
アイテムは一度に一つしか持つ事が出来ず、ツルハシや剣を持った状態ではジャンプが出来ない。
一見「ロードランナー」だが、この決まりごとによって独自のゲーム性を出す事に成功している。
ミイラは色によって特徴があり、赤いミイラは階段を高速で移動する強敵。
パズルに苦戦するというよりは、このミイラ達に苦戦する事が多い。正直敵は要らなかった。
秘宝珠をすべて回収すると出てくる扉に入ればステージクリア。全15面。戻る事も出来る。
F1キーでポーズ。詰まってしまった時はF2キーで自滅する事が出来る。
1989年1月に発売したMSX2のフロッピーディスクソフト「コナミゲームコレクションVol.1」に
収録された「王家の谷 秘蔵版」は面数が全60面でエディットモードが追加されている。
by fairladyz_soarer | 2004-08-16 22:05 | MSX | Comments(0)

MSX

ここで少しMSXの歴史をおさらいしてみよう。
1983年10月に発売されたMSX(Micro Soft Xの略)はマイクロソフトとアスキーが共同で発案した共通規格のパソコン。
本体仕様は1983年1月に米国のスペクトラビデオ社が発売したパソコン「SV-318」を元にしている。
(スペクトラビデオは翌年に米国で初めての「MSX」である「SVI-728」を発売する)
当時1つのパソコンに対して、ほぼ同じメーカーの製品しか使えなかった事情があり、
先行するNECとシャープに対して出遅れた家電メーカー(松下、ソニー、東芝、三菱等)が団結して開発に参加している。
テープレコーダーやフロッピーディスクドライブをオプションとし、専用のモニタを使用せず、家庭用のテレビに出力する事で
高価だったパソコンの低価格化を実現(機種によるが5万円程)。
家庭用ゲーム機のように本体にカートリッジ挿し込み口があり、MSX専用ゲームソフトが発売されている。
ゲームパッドの接続にはアタリ社の家庭用TVゲーム機「アタリ2600」の配列を参考にしていて(通称アタリ規格)、
ボタン数を1つ拡張した端子を標準搭載している。その為、ほとんどのゲームソフトがパッドでの操作に対応している。
(「グラディウス」等、2ボタンを使うソフトはMSX専用・対応ゲームパッドでなければ1ボタンしか反応しない。
また、当然であるが2ボタン以上を使用するゲームはキーボードと併用する必要がある)
当時の日本製パソコンとしては珍しいスプライト機能を有している。
(1982年8月に登場したトミーの「ぴゅう太」、1982年11月に登場したソード&タカラの「M5」以来)
ゲーム機としては当時のセガの最新の家庭用TVゲーム機「SG-1000」とほぼ同等の能力を持っていたが、
スプライトは多色、縦と横への1ドット単位でスクロールする機能を標準搭載していて価格が安い任天堂の
「ファミリーコンピュータ」の影響で、ゲーム機としてもパソコンとしても中途半端な性能と見なされてしまう。
ソフト面では当初多くの会社が個人プログラマによる同人と呼べる質のソフトリリースが多かった中、
ゲーム専門のプロであるコナミが大きく力を入れており、アーケードで培った技術を魅せ付け大活躍をしている。
その他MSXで成長したメーカーとしてはコンパイルやHAL研究所の活躍が特に目立っている。

1985年6月に縦スクロールに対応し、グラフィックが強化された上位互換機「MSX2」規格のマシンが各社から発売される。
価格は10万円程。MSX1と互換性がある為MSX1のソフトも遊べるが、一部正常に動作しないソフトがある。
MSX1の普及が予想を下回った為、参入メーカーは減少。値段の高さもあって静かなスタートになっている。
ソフトはメガロムと呼ばれる1Mbit以上の大容量カートリッジを中心に「MSX2」専用ソフトが発売されている。
1986年10月に半導体の価格暴落から松下とソニーから3万円程のMSX2の新機種が登場し、普及の兆しを見せる。
1987年10月にフロッピーディスクドライブが1基内蔵されたMSX2の新機種が5万円程で登場。MSX2最盛期の到来。
1988年10月に自然画や横スクロールに対応し、オプションだった漢字ROMとFM音源とフロッピーディスクドライブが
標準搭載された「MSX2+」が松下(パナソニック)、ソニー、三洋のみから発売された。価格は7万円程。
静か過ぎるスタート。なめらかな横スクロールをハード側で対応したのは大きな要素だが、
既に同年にヘルツの「サイコワールド」がMSX2でもなんとか実現出来る事を証明させていたし、
自然画をあえてゲームで使う必要性も無い為に、MSX2+専用ソフトがほとんど出ていない(結局3本!)。
この頃にはソフトの主流はカートリッジから価格の安いフロッピーディスク(FD)へと移っていて、
FDは3.5インチ1DD(1枚400Kbyte=3Mbit相当)と2DD(1枚720Kbyte=5Mbit相当)の2種類を使用している。
1990年10月に16bitCPUを採用し、FDの高速読み込みが可能な「MSXturboR」が松下のみから発売される。
価格は9万円程。既にこの頃には熱心なMSXのファン専用機となってしまっている。
「MSXturboR」」専用ゲームソフトも少数ながら発売されている(5本)。
1994年2月の「RONA 地母神の審判」が最後のソフトとなっている(自動販売機TAKERU専売ソフトを除く)。
最終的に日本だけでなく、オランダ、スペイン、イタリア、イギリス、韓国、アメリカ、ブラジル等、
世界各国の合わせて20社以上のメーカーが参入し、多数の機種が発売されている。
(ただし「MSX2」まで発売出来たのはオランダのフィリップスと韓国の大宇電子だけである)
MSXは世界で400万台以上の販売数を記録している。
by fairladyz_soarer | 2004-08-15 00:10 | MSX | Comments(0)