ロストプラネット

2006年 12月21日
開発(カプコン)
販売(カプコン)
見どころ Xbox Live対応(16人対戦まで)
      美しいグラフィック

自己ベスト クリア 難易度エクストリーム
       実績 950/1000
       オンラインバトル 敵を倒した数 84284
       オンラインバトル 死亡回数   29423
       オンラインバトル 最高連続キル 24

完成度 ☆☆☆☆☆
知名度 ★★★★★

今回の調査物は2006年に世にでたカプコンのロストプラネットだ。
「鬼武者」スタッフが制作したアクションシューティングゲーム。
主人公「ウェイン」のモデルに韓国の人気俳優イ・ビョンホンを起用している。
舞台は極寒の惑星EDN-3rd。入植してきた人類に未知異形生命体エイクリッドが牙を剥いた。
プレイヤーはウェインを操作し、現住生物エイクリッドと裏で暗躍する者たちと戦うのが目的。
ウェイン一人で怪物の巣に、または賊や軍隊を相手に敵陣に突入して制圧する。
まさに現代版「戦場の狼」。現住生物エイクリッドにしたらいい迷惑だ。
「鬼武者」スタッフが作っているだけにカメラワークや人物の動き等、魅せる演出は映画寄り。
雪や服装(毛皮)の質感、炎や爆発エフェクト、気持ち悪い異形生命体の表現が素晴らしい。
ゲーム中に出てくる乗り物、バイタルスーツ(VS)のいかにも重そうな動きもリアルだ(最終面除く)。
ステージの至る所にターゲットマークという小さなコインが隠されて配置されており、
それを探して集める楽しみもある。空中に浮いていたりと正直探してあまり楽しい物ではないが。
Lトリガーで爆弾を投げる事が出来る。投げた爆弾を銃やワイヤーで起爆させると爆風範囲が広がる。
左スティックを押し込むとしゃがみになり、その状態でジャンプボタンを押すと緊急回避が出来る。
避ける一瞬に無敵時間があり、特にフルチャージのエネルギーガンを避ける時に多用する事になる。
熟練者になれば敵のロケットランチャーや爆弾の爆発の瞬間を狙って無効化する事が出来る。
Xボタンでロープアンカーを壁に引っかけ、高い場所へと移動出来る。

ここからは苦言を少々。カプコンなだけにジャンプ中にもワイヤーを射出して、
振り子のように移動出来るなど「トップシークレット」並みのワイヤーアクションが欲しかった所。
また、見た目には行けるのに見えない壁にぶつかって通れない箇所が目立つ。
Bボタンでの殴りの存在意義が希薄。喰らうと眩暈や武器を落とす等の要素を付けるべきだった。
2人で協力してクリアするキャンペーンモードや画面を4分割してのマルチ対戦も欲しかった。
キャンペーンモードの戦績記録が、最短クリアタイムや敵の最大撃破数を記録するのではなく、
やればやるほど増えるだけのただの総合記録な事にがっかり。
プレイ中に現在何のターゲットマークを発見済みかを確認出来ないのも不満だ。

オンライン対戦は、全員が敵のサバイバル、最大4チームに分かれてのチームサバイバル、
自分のチームカラーのデータポストの数を競うデータポスト争奪戦、
一人が逃げて複数人が追いかけるフォックスハンティングから選ぶ事が出来る。
キャンペーンモードもそっちのけで、止め時を失う程ハマってしまった。楽しすぎる。
プレイヤーの分身となる雪賊のどこか憎めない愛嬌のある動きが微笑ましい。
スタートボタン+十字キーで挑発などの動作をする事が出来る。ガッツポーズや勝利の雄叫び、
おしりぺんぺんやお辞儀、腰振りダンスなどがあり、見て面白い、倒された後にやられて悔しい。
しかしステージのスタート場所によって優劣の差が激しく(主に高低差)、
破壊したバイタルスーツは、何故かすぐに復活するので一方的な展開になる事もしばしば。
特にバイタルスーツのハードボーラーやカクタスはあまりに強く、頻繁にリスタートキルが行われている。
4チーム戦でリスタート地点にバイタルスーツから身を隠す場所が無い配置が多くあったり、
無人のバイタルスーツを破壊出来ないのと乗り降りの際に無敵時間を用意したのにはセンスを疑う。
このせいでバイタルスーツの唯一の弱点、エネルギーガンを乗り降りを繰り返して回避出来てしまう。
また、チーム対戦では全体のレベルが均等になるように参加者が各チームに振り分けられるが、
セーブデータを読み込まずオンラインに参加する事で本来レベルの高い人がレベル1でオンラインに
参加する事が出来る。そうする事でレベルが高い人と確実に組んで勝率を高めるだけでなく、
レベルが低い人がレベルが高い人を倒すとポイントをたくさんもらえるというシステムを
悪用した熟練プレイヤーが横行し、チームバランス破壊の原因になっている
(レベルリセットしても総合ポイントや勲章数はリセットされずそのまま加算される為)。
また、回線速度が極端に遅い人(上りが1M未満)が参加している場合、
プレイに支障をきたす程のラグが発生し、その人だけ常にワープ状態で手がつけられない。
同様に同じ通信関係の問題で爆弾を投げると消える事があったり(不明な自爆の原因にもなる)、
相手や自分の投げたダミーグレネードが音はするが見えなくなるという不具合もある。
続編を作るとしたら、上記の改善と
下り坂や階段で緊急回避すると自然に降りられない(隙だらけで不自然な動作)点の修正と
クラックタワーのバイタルスーツの排除(処理落ちの原因で無理に入れる必要はない)、
バイタルスーツやスナイパーから身を隠す障害物の追加(ワイヤーでの長距離移動の補助も有るが、
NEVEC訓練施設と大紅河は身を隠す場所が無いスタート地点が在るのは問題)、
ワイヤーによる貼り付き撃ちはVSに弾かれないようにする(今のままだと存在意義がない)、
ロケットランチャーのジャンプ撃ちの修正(強力過ぎ。VS武器並みの移動力低下等の修正が必要)、
スナイパーライフルの装弾数を少なくする(頭部以外に当たった場合のダメージも減らしたい)、
部屋主がバイタルスーツや登場武器のON・OFFをを任意に設定出来るようにする
(少なくともプレイヤーマッチは)等の大味を失くす為の修正は必要だろう。課題は山積みだ。
追記:PS3版はエネルギーガンのダメージが少なくなり、殴りのダメージが上がっている。

色々苦言も言ったが、全体的に見るとカプコンの大作らしい高品質ゲームに仕上がっている。
これだけ多くのキャラクターが動き、爆発が起こっているのに動作は安定。ロード時間も短い。
続編では無いオリジナル作品として、この完成度はさすがだ。カプコンの次作も期待したい。
by fairladyz_soarer | 2007-03-07 01:35 | XBOX360
<< ギアーズ オブ ウォー ブルードラゴン >>