トゥームレイダー アニバーサリー

2008年 3月27日
開発(クリスタルダイナミクス、バズモンキー)
販売(スパイク)
見どころ 奥の深いアクションパズル

自己ベスト クリア 難易度ノーマル
       実績 325/1000

完成度 ☆☆☆
知名度 ★★★

今回の調査物は2008年に世にでたトゥームレイダー アニバーサリーだ。
映画でも大人気の主人公ララ・クロフトが活躍するアクションアドベンチャーゲームの8作目。
シリーズ生誕10周年を記念し、1作目「トゥームレイダース」をリメイクした作品。
開発は「トゥームレイダー レジェンド」と同じく米国のクリスタルダイナミクスが担当している。
難易度のバランス調整に伴って仕掛けや演出が原作から一部変更されている。
戦闘では前作の敵を蹴って銃撃する攻撃方法の代わりに、敵の突進に合わせて避け攻撃を行い
大ダメージを与えるアドレナリンドッジと呼ばれるシステムに変更されている。
また、グラップルによる壁走りという要素が新たに追加されている。
今作は元々は米国版の「トゥームレイダー レジェンド」の追加コンテンツとして配信された物を
後からパッケージング販売した物であり、原作よりもグラフィックが大幅進化しているとはいえ、
XBOX360の同時期の他のゲームと比べると見劣りし、グラフィックはPS2版と大差ない。
前作の新体操選手のような回避動作も在り、基本モーションは前作の流用。
今作は自動で壁を掴んでくれるが、原作同様ボタン押しによる手動でも出来るように
オプションでマニュアルグラブのON/OFFが切り替え出来るのは原作ファンには嬉しい要素。

ゲーム界で最も成功した女主人公としてギネスに登録されているララ・クロフト。
今作のララの声は前作同様に本田貴子さんが担当しており、その魅力を十分に発揮している。
アドバイスとなる日記もフルボイス。ボイスを英語に変えて日本語字幕で楽しむ事も出来る。
スパイクによるローカライズは非常に良い出来映えになっている。

ここからは苦言を少々。
ロックオンターゲットの切り替えを視点を動かす右スティックと同じにしている為に
複数の敵に襲われた場合に誤操作の元になってしまっていて操作性が悪い。
モーションブラーやアンチエイリアスがきつく、周囲の地形を確認して進んで行くゲーム性なだけに
画面酔いの原因になってしまっている。カメラの視点も悪く、背面を確認出来ない事が多い。
また、変な視点で泳いでいたらいきなりバグゾーンに放り込まれたり、異音が鳴り続けたり、
ムービーパート中に何故か画面が通常操作画面に切り替わり、操作が出来ずゲームオーバーに
なるといったバグに遭遇した。他にも遺物を入手していないにも関わらずステージクリア時に
コスチュームが追加されたと表示されたり(実際は追加されていない)等、不具合が多いのも残念だ。

基本的には原作を重視しており、追加ステージ等は無い為にレジェンドからの新規プレイヤーには
本作品は派手な展開も無く地味だと感じるだろう。しかしこの孤独な探索こそがトゥームレイダーの
原点であり、10年前に世界を熱狂させた名作を改めて見直す良い機会になるのではないだろうか。
by fairladyz_soarer | 2007-03-12 00:16 | XBOX360
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